スーパーでは皆で一斉にゴミ出しする時間があるのだが、魚屋のウズラちゃんとこはその量が格段に多くて臭い。
持って行った先にはゴミ収集車とオッチャンがいて、このオッチャンがいつもブリブリデカい声で怒っている。
皆オッチャンが怖くてできるだけ近づかないようにしている。
ウズラはいくらにらみつけられてデカい声出されても動じないので最近はウズラがすっかりオッチャン係になってしまっている。
でもよく聞いてみればもっともなことを言っていて、ちゃんと決まった出し方をしない人がいるってこととかを怒ってるだけだ。
「ホンマですねぇ」とか「すいません。言うときます」とか「ありがとう」とか言ってるうちにオッチャンは「おう」とか答えてくれるようになりやたらめったら怒鳴ることが減ってる気がする。
でもそれでますますウズラのオッチャン係が定着してしまうのだった。